省債発行

省債発行

「景気良いぞー!」って数字だすために採算の合わない
事業を行ってた各省政府。
共産党政府が土地を購入し、マンションを建築させ、
販売して利潤を上げるという歪んだ箱モノ行政。
で、今、何やっても売れなくなった。
むしろ作った分赤字。維持費も莫大。1棟2棟じゃないからね。
銀行や影銀行に借金して事業推進してたけど、売れないんだから返せない。

 

そこで、ミラクル。

 

省債発行。
これは、銀行に金を借りずに人民から直接金を集めるというもの。
各省が発行する株券みたいなもの。
自分で金券を発行するようなもの。無尽蔵に発行できる。

これについてちょっと思うことがある。

 

誰が買うのか?

これは、省が発行するものだけど、誰かが買わないと
現金化(予算化)できない。
一般的な人民は買わない。理財商品で懲りているから。
政府保証とはいえ、あの恐怖は御免だろう。

 

誰が買うのか。おそらく国有企業か銀行だろう。

 

国有企業や銀行が買うとどうなる?

実は国有企業や銀行はすでに政府には十分融資してて、
あとは利子とともに回収するだけであった。
ところが、今回、省債の買い取りを要求される。
つまり、金を貸した上に、よくわからないものを買わされる。
倍の出費になる。
下手すると、貸した金を省債で返済されてしまう。
信用のない紙を買わされる。

 

省債は信用できない?

基本的に債券というものは、発行者の信用にかかっている。
日本の国債を日本の銀行が引き受けるのは、政府の信用度が高いから。
貸し倒れにならない。
一方、既に財政破たんしている地方省政府に信用はあるのか。
もちろんない。
下手すると「ただの紙切れ」になる可能性もある。

 

本当に紙切れになる?

まあ、本当はならない。
実は、前回、影銀行と理財商品の件で、中国政府は大量の
紙幣を増刷して危機を乗り切った。
省債が信用できなくても、どのみち中央政府がお札を刷るので
現金は回収できると踏んでいる。

 

誰が得して誰が損する?

得するのは政府。資金繰りも楽になり、好きなだけ省債を発行できる。
損するのは人民。理由は後述。

 

どんな影響がある?

前回、一つの理財商品を購入した資本家達をすくうために、
500億円程度の元紙幣を増刷した。
国債発行ではなく増刷。つまり「足りないから刷った」ということ。
何が起きるかというと。

 

インフレ

 

物価が急上昇し、原材料が急上昇する。
人民は給料変わらず物価だけ上がるのでどんどん苦しくなる。
で、元の価値が下がれば普通は輸出が良くなるのだが
元は変動相場ではない。
つまり、外国の企業が中国製品を買おうとしても、
値段が上がって買えないのだ。
(これが、今、頭の痛い問題)

 

既に、今年初頭には行われてて、影響も出ている。

 

ちなみに今の各省政府の公的債務は300兆円。
日本の国家予算の3倍。
これは、国債ではなく純粋な借金。
日本の国債と違うのは、「期限までに返す」ことが義務付けられ、
できない場合は「破産」する種類の物。
微調整ができないもの。

 

もし、省債を湯水のように発行したら。
300兆円を増刷したらどうなるか。

 

中国は超インフレに陥り、人民は飢えるか暴動起こすしかない。
世界の工場としての役割は完全に終わる。
それを避けるには変動相場制に移行するしかないが、
中国政府は自己資産の減少を認めないだろう。。。